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高血圧の予防には、日頃の食事と運動、生活習慣に気を配ることが大切。

こんにちは!
味の素ダイレクト(株)お客様係の小林はるかです。
お元気でいらっしゃいますか。

厳しい寒さが続いています。
屋外と屋内の気温差が体の負担になりやすい時季ですが、特に急な温度の変化は血圧にも大きな影響を及ぼすといいます。

そこで、今号のメールマガジンでは、高血圧を防ぐためのポイントをご紹介します。

もくじ
特集 1 なるほど! 健康レポート

高血圧を防ぎましょう! 上手な血圧管理のポイント

コラム いきいきアドバイス

食物繊維を摂って快調な毎日を!

特集 1 なるほど! 健康レポート

高血圧を防ぎましょう!
上手な血圧管理のポイント

高血圧になる原因とは?

あなたは、ご自分の血圧をご存じでしょうか? 健康診断などで“血圧が高め”と指摘された方や、高血圧を治療中の方でなければ、あまり意識したことがないかもしれません。しかし、日本人の高血圧の患者は推定で4,300万人。高血圧であることを自覚していない方も多いといわれています。

血圧とは、心臓から血液が送られるときに血管の壁を押す力=圧力のこと。心臓がギュッと収縮して血液を送り出すときの血圧が「収縮期血圧」で、収縮の後、心臓が拡張して血液の勢いがゆるやかになるときの血圧が「拡張期血圧」です。この収縮期血圧(上の血圧)が140mmHg以上、拡張期血圧(下の血圧)が90mmHg以上を示すと、高血圧と診断されます。

では、なぜ高血圧になるのでしょうか? 主な原因としては、塩分の摂り過ぎや食習慣の乱れ、運動不足、肥満、過度の飲酒、喫煙、遺伝的な要素などが考えられます。また、一般的に、年齢を重ねるほど、上の血圧が高くなっていく傾向があります。加齢によって血管が硬くなり、柔軟性が失われると、血液を勢いよく送り出そうとして心臓の拍動が強まります。その結果、血圧が高くなのです。さらに、血圧は一日の中でも朝・昼・夜と変動しやすく、ほかにも運動やストレス、周りの環境や季節の変化によっても上下します。

高血圧にはほとんど自覚症状がないため、知らない間に心筋梗塞や脳卒中、あるいは糖尿病、腎不全などの重い病気を引き起こすリスクが高まっていることもあります。

自分の血圧を知ることは、日頃の健康管理のためにも重要です。

高血圧を防ぐために心がけたいポイントとは?

日頃の食事や運動、生活習慣に気を配って、高血圧を防ぎましょう。

※既に高血圧と診断されている方や、現在治療中の方は、担当の医師にご相談ください。

食生活では“減塩”と野菜・海藻類の摂取が大切

調理の際に塩分を抑えると薄味に感じますが、レモンやお酢などの酸味、スパイス、うま味(だし)を上手に利用することで、味にメリハリがつきます。

食事の際は、醤油やソース、タレなどを控えめに使ったり、減塩表示のある調味料や食品を取り入れてみましょう。麺類の汁も、全部は飲まないことをおすすめします。

野菜や海藻類などに多く含まれるカリウムには、余分な塩分を排出する働きがあります。これらの食材も積極的に食べましょう。

高血圧予防のためにも、減塩の工夫をはじめ、食生活に気を配りましょう。

適度な運動を続けて、肥満を解消しましょう

適度な運動は高血圧の予防にも効果的です。体に負担のかかり過ぎない範囲で、ウォーキングや水泳などの有酸素運動を続けるようにしましょう。

肥満を解消することは、高血圧の改善にもつながります。バランスの良い食生活と日々の運動習慣を心がけて、脂肪をためにくい体を目指しましょう。

お酒の飲み過ぎに注意! 禁煙しましょう

お酒は控えめに、適量を楽しみましょう。また、高血圧を防ぐためにも、禁煙をおすすめします。

寒い季節は血圧の上下にご注意を!

寒さが厳しい冬は、体内の熱を逃さないように血管が収縮すると、血圧が上がりやすくなります。気温の低い朝方や、屋内から屋外に出る際など、急な温度差に気をつけましょう。また、暖房の効いた部屋から寒いトイレや浴室に移動するときは、暖かい上着を羽織って体に負担をかけないようにしたいですね。

コラム いきいきアドバイス

食物繊維を摂って快調な毎日を!

おなかの調子を整えてくれることで知られている食物繊維。近年の研究によって、便秘の予防などの整腸作用以外にも、血糖値の上昇を抑えたり、血液中のコレステロール濃度を下げるなど、さまざまな働きが明らかになりました。

食物繊維は、植物性食品に多く含まれます。また、水に溶ける(水溶性)タイプと水に溶けない(不溶性)タイプの2種類があります。水溶性と不溶性、それぞれに異なる健康への働きがあるため、いろいろな食品を組み合わせて摂ることがポイントです。

水溶性食物繊維を多く含む食品
昆布、ワカメなどの海藻類 果物 オクラ 里芋など

不溶性食物繊維を多く含む食品
穀類 豆類 キノコ 野菜など

※同じ食品の中に、水溶性と不溶性の2タイプの食物繊維が含まれています。

現代の日本人の食生活では、食物繊維の摂取量が不足していることが指摘されています。水溶性と不溶性、2種類の食物繊維をバランスよく補って、健やかで快調な毎日を過ごしましょう!