「わたしの好き!」を紹介したい!
「休日だし。™」
〝だし〟の世界に新たな出会いを創出。
いつものおいしさを、新しいおいしさに変えて、
料理の楽しさ再発見に役立てたい
今回の偏愛者
味の素(株)井上
料理することが“楽しく”なる調味料で、
料理へのモチベーションや心のゆとりを生みたい
料理は毎日のことですが、「楽しいですか」と聞いてみると、「仕方なく、がんばっている」という答えが多いんです。私自身も子どもがいて、毎日働いているなかでの食事作りは子どものためにやってるという感じで、楽しいという気持ちとはだんだん遠のいていました。
生活者にとってマイナスにもなりかねない食事作りも、調味料ひとつでいつもの味が変わる楽しさやおもしろさがあれば、それがひとつのやりがいになるのかな…と思ったのが、開発の原点です。
ふだんは料理にかけられる時間がなくても、休みの日など時間があるときには、「今日は少し料理にこだわってみようかな」と思うじゃないですか。それでいつもよりおいしく料理できたら、「せっかくだから、いつもよりいい器を使おうかな」「盛り付けにもこだわってみようかな」と思う、そんな心のゆとりが生まれる調味料として「休日だし。™」はありたいと思います。

その思いを、食べたときのおいしさで感じて欲しく、開発では実際に調理したメニューで確認して、だしの味や香りを調整していきました。
また、日常の中の非日常感を醸成したく、商品名に「休日」という言葉を選びました。語尾のマルもこだわってつけたものです。パッケージも白地にイラストという、調味料にはあまりないシンプルなデザインを採用しました。「一般的な“だし”という概念を超えた新しい“だし”の世界をつくりたい」という思いから、生活感の出ない、丁寧なくらしをイメージしたパッケージにこだわりました。
ダジャレのつもりはありませんでしたが(笑)、「今日は休日だし、何かおいしいものでも作ろうか…」。そんな気持ちを喚起できればと思っています。
希薄になりつつある
“だし”への概念を変える。
ふだんは使わないラインナップで
広がるおいしさ
当社には、和食には「ほんだし
®」、洋食には「味の素KK
コンソメ」、中華なら「丸鶏がらスープ™」という”だし”のジャンルがありますが、「休日だし。™」は、ジャンルの壁を超えた”だし”なのです。
料理が毎日のことになっていると、「だしは当たり前。必要だから入れておけばいいんでしょ」と思って使っている人も多く、”だし”ヘの意識が希薄になってくるので、”だし”に対してもっと興味をもってもらいたいと思いました。それで、ふだんは自分ではあまり使わない素材のラインナップに限定しました。
料理好きの人だけが楽しめている味の世界が、”だし”ひとつで、誰でも手軽に楽しめるものになれば…という思いも込めました。
いつもと変わらない料理工程で、
新たなだしの世界を楽しめる商品として提供
えび、きのこ、ほたて。素材それぞれのおいしさを味わっていただけるよう厳選した素材を贅沢に使用し、当社のアミノ酸技術を応用した、これまでにない”だし”の世界を楽しんでいただけるものです。通常のだし調味料は食塩が原材料の冒頭にありますが、「休日だし。™」は食塩の使用を抑え、素材の味が立つようにこだわりました。粉末スティックですので、いつもは使わないだし素材も手軽に料理に取り入れていただけます。
だしの食材で新しいものを取り入れることは、素材からだとお金も時間もかかり、ハードルが高いと思いますが、いつもと料理工程が変わらずに新しいだしのおいしさとの出会いがあれば、料理も楽しくなると思います。