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抗酸化作用を高めて若々しい毎日を!
活性酸素とは?
私たちが生きていくために必要不可欠な酸素。呼吸によって体内に取り込まれた酸素は生命活動に要するエネルギーを得るために使われますが、このプロセスの中で数%は「活性酸素」と呼ばれる物質に変化します。
体内では、常に活性酸素が発生しています。
この活性酸素には、体内に入ってきた細菌やウイルスから体を守るといったプラスの働きもありますが、その強い酸化力で細胞を傷つけてしまうこともあります。このような活性酸素による体(細胞や組織)の酸化が進むと、肌のシミやシワ、老化につながるだけでなく、動脈硬化や糖尿病といった疾患のリスクも高めることがわかっています。
抗酸化作用を高めるためのポイント
「体のサビ」とも呼ばれる、活性酸素による細胞や組織の酸化。私たちの体には、もともと酸化から体を守るための「抗酸化作用」というシステムが備わっており、活性酸素が増え過ぎないようにしたり、活性酸素によるダメージを修復したりする働きがあります。ところが、加齢とともにこの抗酸化作用の働きも少しずつ低下していきます。体のサビをなるべく増やさないためにも、日頃から抗酸化作用を意識した生活習慣が大切です。
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軽めの運動を心がける 激しい運動は活性酸素の発生を促します。健康維持のための習慣としては、ウォーキングなどの適度な運動がおすすめです。
ストレスをためない ストレスの多い生活も活性酸素が増える要因となります。日々の入浴や質の良い睡眠による十分な休息を心がけて、ストレスをためないようにしましょう。
タバコを控え、アルコールの摂り過ぎに注意する タバコの中に含まれる有害物質は活性酸素を増加させます。また、アルコールが肝臓で分解されるときにも活性酸素が発生するため、アルコールを過剰に摂取しないようにしましょう。
紫外線を浴び過ぎない 紫外線を浴びることで、皮膚の細胞に活性酸素が発生します。UVカット効果の高いものを利用するなどして、紫外線対策を心がけましょう。
また、食生活においても、抗酸化作用が期待できる食品を取り入れるようにしましょう。
ビタミンA・C・E
ビタミン「ACE(エース)」とも呼ばれるビタミンA(体内でβ-カロテンがビタミンAに変化)・ビタミンC・ビタミンEは、抗酸化作用があるビタミンとして知られています。
ビタミンA トマト、ニンジン、ホウレン草など
ビタミンC パプリカ、ブロッコリー、イチゴなど
ビタミンE ナッツ、枝豆、アボカドなど
さらに、玉ネギなどに含まれる「ケルセチン」や、緑茶などに含まれる「カテキン」、ブルーベリーなどに含まれる「アントシアニン」といった成分も、その抗酸化作用が注目されています。