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健康診断の結果を 受け取ったら
健康診断の報告書を受け取ったところ、「特に異常なし」との結果。まずは「ひと安心」ですが、前回、前々回と比べて少しずつ数値が上昇(あるいは低下)していることはないでしょうか。たとえ基準範囲内でも、健康診断の数値の経年変化を知ることは大切です。健康診断の報告書を毎年保管しておき、体重やBMI(肥満度を表す体格指数)、血圧、脂質検査(中性脂肪、コレステロール)、肝機能、血糖値など、3~5年間の変化をチェックしておきましょう。
血糖値や中性脂肪の数値が気になるとき
主食、菓子、果物、ジュースなど糖質の摂り過ぎは、血糖値や中性脂肪の上昇につながります。間食で菓子や果物などを食べ過ぎないように注意したいところです。また、食物繊維の豊富な野菜類を多く摂るのもよいでしょう。
肝機能の数値(γ-GTPなど)が気になるとき
肝機能検査でわかる数値のひとつ「γ-GTP」は、肝臓の解毒機能に関係する酵素です。γ-GTPの数値が上昇するにつれて、肝機能障害や脂肪肝のリスクも高まります。お酒の飲み過ぎに気をつけましょう。
LDLコレステロールの数値が気になるとき
肉類は脂身を取り除いたものや、脂身の少ない赤身肉や鶏のササミなどを、乳製品は低脂肪(無脂肪)のものを取り入れるのもよいでしょう。
※上記は健康維持のための一般的なアドバイスです。