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声のトレーニングで元気アップ!
ハリのある、よく通る声は聞いて気持ちがよく、周りの人々にも元気を与えてくれますね。でも、このところ大きな声を出す機会も少なくなり、ご自分の声が出にくいと感じることもあるのではないでしょうか。そこで今回は、ちょっとした声のトレーニング法をご紹介します。
●腹式呼吸で、おなかから声を出す よく通る声を出すためには呼吸法がポイント。呼吸には「胸式呼吸」と「腹式呼吸」の2種類があります。胸式呼吸では胸を膨らませて空気を吸い込み、吐きながら発声しますが、大きな声を出そうとすると喉に負担がかかりやすくなります。一方、腹式呼吸では肺の下にある横隔膜を上げ下げすることで、深く、たっぷりと息を吐き出すとともに、よく響く大きな声を無理なく出すことができます。
腹式呼吸のポイントは、鼻から息を吸いながら、おなかを膨らませるようにして肺に空気を吸い込み、息を吐き出すときは、逆におなかをへこますようにすること。このとき、肩の力を抜いてリラックスするのがポイントです。吐き出す息に声を乗せるようなイメージで発声してみましょう。
●あごや唇、舌をしっかりと動かす 顔の表情がこわばっていたり、唇や舌をしっかり動かさないでいると、明るい声を出すことはできません。普段から口角を上げる、あごや唇、舌をしっかり動かすように意識すると、印象の良い、爽やかな声を出すことができるでしょう。