味の素KKが切り開いたアミノ酸の世界
1908年、コンブのうま味成分がアミノ酸の一種のグルタミン酸であることが、東京帝国大学(現在の東京大学)の池田菊苗博士(1864-1936)により発見されました。
その翌年には、うま味調味料「味の素」として、世界に先駆けたアミノ酸の工業的生産を開始し、アミノ酸の世界が広がる礎を築きました。
アミノ酸は、人間の体を形成するたんぱく質の構成成分であり、病気からの体力回復を早める栄養剤や個々の生理作用が注目され、医薬品としての需要が拡大しました。
味の素KKでは、当初小麦や大豆のたんぱく質を加水分解してグルタミン酸だけを抽出していましたが、その他のアミノ酸ひとつひとつを分離し、結晶の形で取り出すことで、それぞれの特性を生かし医療領域で利用研究を進める機動力となりました。
1956年には、高純度のアミノ酸を結晶の形で取り出すことで、副作用のないアミノ酸輸液の開発に成功し、アミノ酸が世界で初めて医薬品となりました。その後もアミノ酸の研究は世界中で続けられ、手術後の患者の体力回復を早めるなどの栄養療法に欠かせないものとなりました。臨床栄養におけるアミノ酸利用の幕開けとなり、現在ではアミノ酸輸液は世界中で年間5,000トンも使われ、味の素KKは、この分野において世界シェア60%の重責を担っています。
進化するアミノ酸 アミノバイタルの誕生
アミノ酸の研究開発に約100年、医療領域の研究でも約50年の歴史をもつ味の素KKが、「スポーツにアミノサイエンス」をコンセプトに、長年培った開発・製造技術をスポーツ分野に展開しました。
アミノ酸の中でも運動のエネルギー源として注目されているバリン、ロイシン、イソロイシンという分岐鎖アミノ酸(BCAA)は、みずからをエネルギー源として、アスリートにとって持久力を高める重要な栄養素です。そのBCAAなど12種類のアミノ酸にビタミン、ミネラルを配合したスポーツ選手向けサプリメント「アミノバイタル」プロを1995年に商品化しました。その後もスポーツ愛好家向けの商品を開発するなど、スポーツの楽しみを「アミノバイタル」を通じてサポートしています。
2003年には、現:公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)との間でオフィシャルパートナーシップを合意。JOCと共同で選手強化支援を行う活動「ビクトリープロジェクト」を立ち上げ、2004年アテネ・2006年トリノ・2008年北京と、オリンピック日本代表選手団のサポートを行ってきました。
そして2009年からはJOCの最高位パートナーである「ゴールドパートナー」となり、2010年バンクーバーではより幅広く活動し、2012年ロンドンオリンピックにおいても、さらに充実し、強化した支援を展開しました。
味の素ナショナルトレーニングセンター(味の素トレセン※)では、味の素KK100年のアミノ酸研究で培ったノウハウを元に、競技力向上の重要な要素である「トレーニング」「栄養」「休養」におけるサポートをさらに充実させています。
※味の素トレセンは、国立のスポーツ施設として、日本で初めて味の素KKがネーミングライツを取得しました。
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