●旅達者に聞いた!
・ワタシらしい旅のお約束事●ワタシ旅のヒントになるかも!?
・教えて!みんなのマイルール
突然ですが、自分らしい旅って、どんな旅ですか?
パッと浮かぶ人、うーんと首を傾げてしまう人……
旅の醍醐味は食べ物の好みや服の趣味と一緒で千差万別、十人十色。
決まりはありません。楽しんだもん勝ち。
今号では自分が楽しむための旅、自分が好きな旅を“ワタシ旅”と命名して、自分自身が本当に楽しむことができる旅の考え方をお届けします。
旅達者さんたちが、いつもどんなことを意識して旅をしているのか、旅をする上でどんなことを自分への約束事としているのか。
目からウロコの内容も多いので必見です。
一方で、編集チームの旅のマイルールも集めました。「わかる!その気持ち!」と心の中でニンマリも大歓迎です。
“ワタシ旅”には「こうあるべき」は、まったくありません。
旅達者さんの約束事も、あくまでヒントの一部。肩ひじ張らずに眺めてみてください。
あなたらしい“ワタシ旅”が、見つかりますように。
旅を上手に嗜んでいる旅達者さんたちに、旅をする上で大事にしている約束事を聞いてみました。
共感できることもあると思うので、ぜひ次の旅の参考にしてみてください。
予定を決めずに偶然の出合いを大事にしています
旅は予定を決めすぎないようにしています。年を重ねるにつれ、ガチガチしたスケジュールがきついと感じるようになりました。若い頃はそれも楽しかったのですが、いまは時間的余裕を持つことが最大の贅沢だと感じています。
事前の下調べもほとんどしません。調べすぎると、旅が他の人が「いい」と言ったところの確認作業になってしまうから。それよりも、自分で見つけた小さな発見の方が何倍もうれしい。町をそぞろ歩きして、路地裏で観光ガイドに載っていない古い銭湯や素敵な雑貨屋さんに出合う……そういった予期せぬ発見が旅の醍醐味です。
唯一事前に調べるのが、宿泊地の朝ごはんです。朝、ベッドで目覚めた瞬間は旅先にいることをもっとも強く実感するとき。朝食でも旅の気分を味わいたいので、ビジネスホテルに近い安い宿であっても、なるべく伝統野菜を使った料理や伝統食などを提供している場所を選ぶようにしています。
予定を決めない旅の魅力に気づいたきっかけは、子どもが小さい頃に行ったベトナム旅行。ファンティエトという寂れた漁村の農道を当てもなく散歩していると、向こうからお菓子を自転車で売り歩いている女性がやってきました。勇気を出して声をかけると、名前も知らない色とりどりのお菓子を見せてくれて、それがどれも夢のように美味しかった。あの体験はいまも鮮明に覚えています。有名観光スポットに行かなくても好奇心があれば旅を楽しめることを、あの女性が教えてくれました。
1)2000年、フィリピンのカオハガン島での家族旅行。異国を気のままに歩くことで、計画なし旅行の魅力を知った。
2)2024年、ベトナム・ハノイ。時間はたっぷりある。気になる路地はどんどん分け入り、寄り道をする。
3)2023年沖縄、格安ホテル泊。沖縄家庭料理の朝食バイキングが人気で、リーズナブルながらも沖縄を満喫できた。
4)2017年、京都・山崎蒸溜所にて。お酒のような嗜好の合う、予定をガチガチに立てない気ままな旅が好きという旅仲間は、宝。
繰り返し訪れることで、その土地の魅力が深まっていきます
旅前に本を数冊、読んでから現地に行くようにしています。それも観光ガイドではない、歴史や文化について書かれた本など。理由は二つあって、間違った知識や先入観で現地の人と接することで嫌な思いをさせてしまうという非礼を避けたいから。また、本を読むことで、思いもよらないような場所を知り、訪ねることができるという理由もあります。
旅に必ず携帯するのは、市販のトラベラーズノート。旅の最中は夢中で動いているため、細かい記憶が抜け落ちてしまいがち。ノートを付けておけば、後から旅を振り返る際に詳細な再現が可能になります。もう一つ欠かせないのがスケッチブック。駅の待ち時間などを利用して、建物や風景をスケッチしています。写真と違って絵を描くのは手間なんですけど、そのぶん印象が強く残ります。
国内での移動には、バスなどの公共交通機関を利用するのがおすすめです。路線バスはその土地の生活圏を巡るので、人々の暮らしぶりが見えてきて面白いんです。
また、同じ場所に何度も訪れるようにしています。初回訪問では観光名所を巡るのに精一杯ですが、回数を重ねることで、その土地の本質的な魅力に触れることができます。例えば香港はもう数十回も訪れていますが、ビクトリアハーバーに灯るネオンサインの変遷を定点観測することで、アジアの経済発展の歴史を垣間見ることができました。同じ場所に連泊するだけでもOK。初日に名所を見て、翌日は自由に散策すると新たな発見があるでしょう。
1)若い頃に描いた旅のスケッチ。ロサンゼルスからサンフランシスコに向かう長距離列車のラウンジカー。
2)福島県大沼郡にある会津宮下駅の駅舎をスケッチ。色鉛筆や水彩絵具を携帯し、待ち時間などに絵を描いている。
3)網走旅行中の写真。ローカルバスに乗ると、思いもかけない発見があって面白い。ただし、本数が少ないことが多いので、注意がいる。
4)実際のトラベラーズノート。デジカメで撮った写真の日時に照合して、行った場所の時間までも詳細に記録。
みんながどんな旅をしているのか気になりますよね?そこで編集チームの家族や友人に旅のマイルールアンケートを実施しました。みなさんのマイルールのヒントになるかも!?
食×○○の組み合わせで、体験をグレードアップしています。食×夕焼け、食×温泉、食×日本庭園など、シーンや場所を組み合わせて特別な体験になるようプランを立ててます。(20代)
旅は基本キャンプ一択。焚き火もマストでやってます!(40代)
お気に入りのご当地グルメを一つ決めて、その旅の中でなるべくたくさん食べ比べています。北海道ではソフトクリームを食べ比べしました。(20代)
地元のスーパーや道の駅には必ず寄って、宝探し的な感覚で、定番じゃないローカルフードを探します。道の駅で見つけたいちご大福は絶品でした。(20代)
全国の盆踊りに出るために全国各地を飛び回ってます!(30代)
性格上、旅行は時間もキッチリ決めて行く派。スケジュール通りに巡れた時は心の中でガッツポーズしています。(30代)
行き先と宿しか決めず、現地で出会った人(ランチで入った先のお店の人とか)のおすすめ場所を聞いて行き先やお土産などを決めています。(30代)
旅行先でおいしいものを見つけたら、お中元・お歳暮代わりに親戚に送ることにしています。旬や名物のものを送れるし、近況報告にもなるのでおすすめです。(50代)
旅行に行った先では、中古レコードショップや古本屋さんを探して自分にお土産を買います。家に帰った後に、その時買った音楽を聴きながら本を読むと想い出がよみがえります。(30代)
お酒が好きなのでその土地の地酒、地ビール、ワインなどを楽しみます。さらに土地の食材と一緒にいただくと、土地のエネルギーをもらえるような気がします。(30代)
出発前に旅行本でその場所の雰囲気をつかみ、帰宅後にもう一度本を見返して「これあった!」と振り返ります。実体験に基づいて旅を思い出せるのでおすすめです。(20代)
旅行先は海の近くを選ぶことが多いです。浜辺で日の出を見るために頑張って早起きして、また宿に戻りゆったり二度寝するのが幸せなんです!(20代)
ローカルの車内広告を見るのが好きなので、現地でバスか電車に乗る!効率よく乗り継ぎができる方法を探すのも楽しいです。(40代)
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登録電話番号ご確認のお願い2025/03/07
プライバシーポリシーを統合いたしました2025/02/27
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プライバシーポリシーを改定いたします2024/08/08
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