新感覚パスタソース誕生の舞台裏

パスタを茹でて、2種類のパウダーを2段階で加えるだけ。
なのに、驚くほど本格的な味わいに。
イタリアの“だし”と、
うま味を最大限引き出すパウダーとの出会いと発見の巻。

商品Profile 今回の偏愛者
偏愛ポイント1 次に推したい“だし”「ブロード」、発見!

井上:「Mio Brodo」の名前もまだない、新商品の構想を練っていた段階で、イタリア料理のシェフにイタリア20州のパスタを作ってもらったことがありました。
20皿は具も味もまったく違うのに、シェフが調理中に必ずボトルから何か液体を加えていたんです。それが「ブロード」。イタリア食文化に深く根付き、マンマも作り置きして日常的に使うという“だし”でした。
味の素(株)は、「味の素KKコンソメ」「丸鶏がらスープ」「ほんだし®」など、長年“だし”を手がけてきた会社です。
でも、イタリアンの“だし”には、まだ本格的に取り組んでいなかった。「次の推し“だし”はコレだ」と感じて、ブロードを日本でも根付かせたい!そんな想いから、開発が始まりました。

偏愛ポイント2 良いことづくめに驚いたパウダーの2段階使い

井上:開発でこだわったのは、うま味のベースとなるブロードと、仕上げのためのソースをパウダー化し、調理に使うことです。試作と試食を重ねる中で2段階に──具体的には、先にブロードパウダーを入れて、次にソースパウダーを加えると、茹でたてパスタの食感が維持されることが分かったときは私たち自身も驚きました。
それに、ソースパウダーは、一般的なレトルトタイプのパスタソースよりも麺にしっかり馴染んで、ソースと麺が一体化するんですよ。

深山:そうそう。ちょっと驚くほどしっかりからみます。しかも、パウダーはレトルトと製造方法が違って高温殺菌がいらないので、素材のフレッシュさを残せる。「これはパウダーならではのメリットだ」と塩や砂糖も控えめにしたら、野菜本来のリッチな甘みが引き立ちました。

偏愛ポイント3 誰が作っても大成功家族にほめられるお味!

深山:パスタって、ポピュラーな反面、意外と美味しく作るのって難しいですよね。でも、料理が苦手な父が「『Mio Brodo』で作ったら、アルデンテになってるし味も決まってる!」と、得意そうにしていて(笑)。
井上:粉末調味料って、“手軽だけど味はまあまあ”みたいな先入観の声を聞くことも多かったんです。でもパウダー化の技術は日進月歩です。
この商品は、誰が作っても「お店みたい!」って言われる完成度を目指しました。試食会でも「ふだん料理をしない自分が作ってもほめられた」って声があって、とてもうれしかったです。
深山:濃厚だけど、後口(あとくち)は軽やか。脂っこくないから、最後までおいしく食べられます。きっと広い世代の方に喜んでいただけますよ。

偏愛ポイント4 大切な人と食べたいちょっと特別なひと皿

井上:開発にあたっては「どんな人の食卓に『Mio Brodo』は響くのか?」を求めて、いろいろな方にお話を伺ったり、モニターになっていただいたりしました。その中で見えてきたのが、“家族や大切な人と過ごす時間を大事にしている人”が、この商品に強く反応してくださるということでした。ある男性から「カレーを作ってパートナーにふるまったら、すごく喜んでくれた」という話を聞いたときに、料理って“自分が食べたいから”だけじゃなくて“誰かを喜ばせたいから”作る人も多いんだって気づかされたんですよね。
深山:「Mio Brodo」は、そういう人が“ちょっと気合いを入れたい日”に選んでくれる商品になったらうれしいです。

偏愛ポイント5 開封前からときめく!おいしい予感のパッケージ

深山:食べる方だけでなく、作る方にもワクワクしていただける工夫もしています。パッケージにもこだわって、自宅に届いた箱を開けたら、本場イタリアのブロードを表現したイラストなどが目に飛び込む、ワクワクしていただけるデザインにしています。「これ、ちょっと特別かも」って感じてもらえたらうれしいなと。
井上:料理を作る前から、「今日はいい夜にしよう」っていう気分になってもらえたら最高です。贈る側も贈られる側も気分が上がる──それって人生の喜びですよね。花束は照れ臭くてハードルを感じる男性も、ブーケのようなひと皿なら、想いを伝えやすいのではないでしょうか。

Mio Brodo™ チーズ
Mio Brodo™ トマト
Mio Brodo™ 魚介