いきいきマガジンバックナンバー

Eat well, Live well. AJINOMOTO AJINOMOTOダイレクト
いきいきマガジン
特集

脱水症・熱中症の予防のために、こまめな水分補給を心がけましょう。

こんにちは!
味の素ダイレクト(株)お客様係の小林はるかです。
お元気でいらっしゃいますか。

夏真っ盛りの今。気温・湿度が高く、体への負担も大きい時季ですね。
中でも心配なのが、熱中症ではないでしょうか。
日差しの強い屋外だけでなく、屋内でも水分の補給が足りないと熱中症にかかりやすいといわれています。

そこで、今号のメールマガジンでは、上手な水分補給のポイントをご紹介します。

もくじ
特集 1 なるほど! 健康レポート

体内の水分不足を防ぐ! 適切な水分補給とは?

コラム いきいきアドバイス

玄米食、試してみませんか?

特集 1 なるほど! 健康レポート

体内の水分不足を防ぐ!
適切な水分補給とは?

1日に必要な水分の量は?

天気予報などで「熱中症にご注意ください」という呼びかけが日に日に増えていく頃。体からの水分も失われるので、脱水症にも注意が必要です。そこで、私たちの体内の水分がどのように出入りしているのかを見てみましょう。

体内の水分のおよそ5%が失われると、疲労感や頭痛、めまいなどの脱水症や熱中症の症状があらわれるといいます。

私たちのカラダの約60%は水分です。また、個人差はありますが、体重60kgの成人男性の場合、1日に2.5リットルほどの水分が必要だといわれています。そのうち、食物に含まれる水分や、体内での代謝によって作られる水分を除くと、1日に1.2~1.5リットル程度の水を飲むことが適切な水分補給の目安とされています。

1日の中でタイミングよく水分を補給しましょう

脱水症を防ぐためには、こまめな水分補給が欠かせません。では、どのようなタイミングで水を飲めばよいのでしょうか?

朝起きたとき

寝ている間にコップ1杯程度の汗をかくといわれています。また、1日の中で血液濃度が最も高いのが朝。血液を正常な状態に戻し、腸などに作用してカラダを目覚めさせるためにも、コップ1杯の水を飲みましょう。

朝食・昼食・夕食のとき

食事の前に水を飲むことで、胃腸が刺激され、消化を助けることができます。また、食事で摂る栄養素の吸収をスムーズにしてくれます。

入浴の前後

入浴時は多くの汗をかくので、入浴の前と後に水分を補給しましょう。

夜寝る前

就寝中に汗をかいて失われる水分を事前に補うために、寝る前にも水を飲みましょう。脱水による脳梗塞や心筋梗塞のリスクを下げることにもつながります。

上記のタイミング以外にも、体を動かしたときや、食事と食事の間など、のどの渇きを感じる前に、こまめに水分補給することが大切です。

経口補水液を上手に取り入れましょう

私たちの体内の水分は、水と電解質(ナトリウムやカリウム、カルシウムなど、水に溶けてイオンとなる成分)で構成されています。通常の水だけで水分補給していると、体内の水分と電解質のバランスを保つために、せっかく水分を摂っても尿として排出されてしまうことがあります。これを避けるためには、「経口補水液」を取り入れるのもひとつの方法です。

経口補水液なら、より効果的に水分と電解質を補給できます。

経口補水液は電解質をバランスよく含んでいるため、効率よく水分を吸収し、体内の水分・電解質をしっかりと保持することができます。脱水症や熱中症の予防のために、経口補水液を活用するのもよいでしょう。また、「トイレが近くなるので寝る前に水を飲みたくない」という方も、経口補水液を試してみてはいかがでしょうか。

コラム いきいきアドバイス

玄米食、試してみませんか?

白米より栄養価が高く、栄養バランスも優れているといわれる玄米。皆さまのまわりでも、玄米ご飯を食べているという方がいらっしゃるかもしれません。玄米の栄養素や炊き方、味わいなどは、白米とどう違うのでしょうか?

玄米に含まれる栄養素とは?

玄米は、米から籾殻(もみがら)だけを取り除いたもの。一方、白米は精米の過程で胚芽や“ぬか”が取り除かれています。玄米の胚芽や“ぬか”に含まれる成分が、栄養価が高いと評価される大きな原因です。胚芽や“ぬか”には、糖質をエネルギーに変えるビタミンB1、新陳代謝や成長を促すビタミンB2、若々しさのためのビタミンEのほか、ミネラル類などが白米よりも多く含まれています。

玄米ご飯を食べるには?

玄米をふっくらと炊くためには、玄米モードのある炊飯器や圧力鍋を使うのがよいといわれています。また、玄米の種類によって、水加減や吸水時間の調節にもちょっとしたコツがあるようです。スーパーなどで手に入る発芽玄米(発芽米)は、特別な製法によって玄米を発芽状態にしたもので、普通の炊飯器でも気軽に炊けるため、人気を呼んでいます。

玄米の味わいは?

炊き上がった玄米は茶色がかった色をしており、食感は白米よりも硬め。その独特な色や風味が食欲をそそるという方や、適度な歯ごたえがよいという方もいます。また、冷めてもおいしいという評価もあるようです。玄米をちょっと味わってみたいという方は、白米の中に少し玄米や発芽玄米を混ぜたり、まずは分づき米から試してみるのもよいでしょう。

※精米の度合を調整したお米。三分づき、五分づき、七分づきなどがあり、数字が大きいほど精白米に近い。